古紙
日本では古紙の回収率は世界的にも高い水準にありますが、デジタル化の進行や印刷物需要の減少により、回収された古紙の使い道が限られ、余剰が発生しているのが現状です。
特に食品汚れのある紙や感熱紙、紙と他素材が組み合わさった複合紙は再生が難しく、焼却や廃棄されるケースもあります。
また、古紙は用途ごとに求められる品質が異なるため分別の手間がかかり、価格変動や回収・運搬コストの増加によって、経済的にリサイクルが成り立たない状況も生まれています。
その結果、本来資源として活用できる古紙が十分に活かされず、新たな価値を生み出すアップサイクルの必要性が高まっています。